au povoは当月余ったデータ容量を翌月に繰り越しできない


povoはひと月20GB通信できて料金が2,480円~というコスパの高さが大きなメリットですが、注意が必要な点もあります。

このページは、povoで余ったデータ容量の繰り越しについてです。

povoは当月余ったデータ容量を翌月に繰り越しできない

格安SIMなど多くのSIMでは、当月余ったデータ容量は翌月に繰り越されます。

対して、povoはひと月に高速で通信できる20GBを使い切れなかった場合でも翌月には繰り越されません。

auの従来プランに比べるとかなり安いので、povoで繰り越しができないのは仕方ないですね。
 

ドコモのahamoとソフトバンクのLINEMOにも繰り越し機能はなし

ちなみに、povoのライバルプランであるドコモのahamoとソフトバンクのLINEMOにも繰り越し機能はありません。

3社横並びの状況なので、ahamoが繰り越し機能に対応する可能性は今後も低そうです。
 

20GBだと余ることが多いなら繰り越しできるUQモバイルのくりこしプランもある

ちなみに、povoの20GBだと使い切れずに余ることが多いなら、UQモバイルのくりこしプランを選ぶという手もあります。

くりこしプランはS/M/Lの3プランの中から選択可能。povoと比較してみます。

 au
povo
くりこしプラン
S
くりこしプラン
M
くりこしプラン
L
月額料金2,480円1,480円2,480円3,480円
データ容量20GB3GB15GB25GB
速度制限の速度最大1Mbps最大300kbps最大1Mbps最大1Mbps

UQモバイルのくりこしプランMは、povoと同じ月額2,480円でひと月15GB高速通信できて余ったデータ容量を繰り越せます。

ただ、毎月の通信量が15GB前後ならUQモバイルのくりこしプランMにしてもほとんど繰り越すことがなくUQモバイルを選ぶ理由が弱いので、あと5GB多く使えるpovoがおすすめ。

毎月の通信量が3GB前後なら、povoよりも1,000円安い月額1,480円で3GB使えるUQモバイルのくりこしプランSがおすすめです。
 

月の途中で短期間にたくさん通信することがあるなら24時間データ使い放題トッピングの活用を

毎月のデータ通信量が20GB前後、たまに容量が余る月がある程度ではあるものの、短期間にたくさん通信することがあるから余ったデータ容量を繰り越しておきたいという人にはpovoの24時間データ使い放題がおすすめ。

24時間データ使い放題は、1回200円で24時間ネットが使い放題になるオプションサービスです。

povoに繰り越し機能がないから乗り換えしにくいと思っている場合は、24時間データ使い放題トッピングを活用すれば200円という低コストで通信量を気にすることなくネットを使えるので、繰り越しなしでも気にする必要はないですね。
 

まとめ

povoはauと同程度の速度で安くてたくさん通信できる分機能が削られていて、余ったデータ容量を繰り越すことができないのもその1つです。

そんなpovoを補完する形で、使い切れなかったデータ容量が繰り越されるUQモバイルのくりこしプランがあります。

毎月の通信量が3GB前後なら、povoよりも月額料金が1,000円安いUQモバイルのくりこしプランの3GBがおすすめです。

毎月使っているデータ量が15GB前後なら、UQモバイルのくりこしプランMにしてもデータ容量が余ること自体があまりないので、同じ月額料金であと5GB多く高速で通信できるpovoにしてたくさんネットを使いたい時は24時間でデータ使い放題トッピングを活用しましょう。

au povo(ポヴォ)のレビューとメリット・デメリット総まとめ  

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